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丈夫な足腰の土台は、赤ちゃん時代のハイハイで育つ

足腰が丈夫であることは、一生の宝です。

腰の筋肉がしっかりと発達していないと、大人になってから腰痛、肩こり、頭痛などに悩まされます。あるいは、運動能力が発達しづらく、体育の授業が苦痛な学校時代を過ごすかもしれません。

脚力がしっかりついていると、通学や通勤の体力的な負担が少ないだけでなく、スポーツや旅行を存分に楽しむことができます。

ところが最近は、肩こり性や偏頭痛持ちであったり、長時間立つことや長距離を歩くことの苦手な子どもや若者が増えています。

腰が立つ姿勢を正しくできないまま、負担の大きい方法で身体を支えたり動かしたりする癖がついてしまった弊害です。

また、足腰や股関節の丈夫さというのは、内蔵の働きや、精神的な安定にも大きな影響を与えます。

ぐずりやすかったり落ち着きのない子どもたちには、背骨のS字カーブが正しく形成されていない傾向が認められています。これは、正しい位置で腰を支えることができていなこととも関係があります。

自分の子どもは、丈夫な足腰の持ち主に育ててあげたいですよね? では、どうすれば正しい位置で腰が立ち、丈夫な足腰の土台をつくれるのでしょうか? 

その答えは、歩きはじめる前の赤ちゃん時代に、たっぷりと運動しながら必要な筋肉を順番に育てることにあります。

 

寝返り

赤ちゃんにとって最初の本格的な運動は、寝返りです。

あおむけの状態から、一生懸命に足を持ち上げて身体をひねる姿は、なんとも微笑ましいですね。足を持ち上げるために、この時期は腹筋が発達します。

最初は動きがぎこちないですが、腹筋がしっかりつくに従い、身軽にころころと転がれるよういになります。うまくいかないときは、足をひねる動きを少し手伝ってあげましょう。やがてコツをつかんで、自分で転がれるようになります。

寝返りができるようになるのは、一般的に生後4~5ヶ月ごろです。

 

えびぞり(飛行機)のポーズ

腹筋がある程度ついたところで、今度はバランスをとるように背筋が発達します。

はじめのうちは、うつ伏せの状態では上半身を両肘で支えていますが、次第に両手両足を宙に浮かせてバランスをとるようになります。

えびぞりのポーズと呼ばれたり、飛行機が飛んでいる格好に似ていることから飛行機のポーズとも呼ばれます。

大人がびっくりするくらい高く頭をあげ、両手両足をパタパタさせながら大はしゃぎする姿に、ママとパパはたくさん写真やビデオを撮りたくなりますね。

やってみるとわかりますが、これだけ高く頭を持ち上げるには、ものすごい背筋力が必要です。おそらく、赤ちゃんと同じ角度まで頭が上がるママやパパはほとんどいないでしょう。

人間が立つ姿勢を維持するには、背骨を縦にして重い頭を支えなければなりません。そのためには、背骨を反らす背筋の力と、丈夫な骨が必要です。この時期見せる飛行機の姿勢は、そのための大切な準備運動です。

両足を持ち上げることで、背骨の土台である骨盤(お尻や腰周辺)の筋力が発達し、腕をバタバタさせることで呼吸器や心臓が収まっている胸部も筋力も育ちます。

赤ちゃんが楽しく飛行機の姿勢をたくさん練習できるよう、歌を歌ってリズムを取ったり、おもちゃをぶら下げて喜ばせてあげる工夫などをしましょう。

えびぞり(飛行機)のポーズができるようになるのは、だいたい生後5ヶ月ごろです。腹筋と背筋のバランスが整うことで、同時期にお座りがすこしの間できるようになります。

 

 ずり這い

腹筋と背筋のバランスが整い、身体がぐらぐらしないよう支えられるようになったら、いよいよ移動運動のはじまりです。

赤ちゃんの最初の移動運動は、ずり這いです。

ずり這いとは、うつ伏せでお腹を床につけたまま、手足を使って進むことです。だいたい生後5〜6ヶ月ごろから見られます。

はじめのうちは、右か左のどちらかへ回転するするように動きます。寝返りに得意な側があったように、ずり這いでも進みやすい方向があります。

やがて両方の手足を思い通りに動かせるようになり、前後左右の方向へ自由に進めるようになるので、はじめに一方向しか進めなくても心配はいりません。

反対側へずり這いができるよう手助けするには、苦手な方へおもちゃなどを使って誘導してあげましょう。赤ちゃんの意欲を刺激して動くことを楽しめるようにするのがコツです。

ずり這いで進むとき、赤ちゃんはカエルの足のようにガニ股で床を蹴ります。こうすることで、太ももの内側の筋力が鍛えられていきます。

また、この姿勢により、骨盤の上部から腰の根元にかけての反りが強く描かれます。実は、この腰の反りこそが、人間が二本足で安定して立っていられる秘密です。

そしてその反りを支えるためには、太ももの内側の筋力が不可欠です。

さらに赤ちゃんは、足先の力を使ってずり這いをします。注意深く見てみましょう。足の親指の力を使って、床を蹴っていることに気がつきましたか?

人間が二本足で安定して立つには、親指の力を上手く使うことが必要です。

また、親指をしっかり使って立ったり歩いたりできないと、将来O脚や外反母趾に悩まされる可能性が高まります。

さらに、足の親指は脳の発達と密接なつながりがあります。ツボについて知識のある方は、足の親指に頭のツボがたくさんあることをご存知でしょう。

赤ちゃんが親指を使ってずり這いするとき、同意に脳の発達が促進されています。

まだ上手に足先を使って前に進めないうちは、足の裏をこちょこちょする遊び(「いっぽんばしこちょこちょ」の歌はちょうどよいですね)や、赤ちゃんが喜ぶ程度に足全体を握っては離すような遊びを取り入れましょう。

 

ハイハイ 

ずり這いをするうち、太ももやお尻まわりの筋肉がさらに発達し、ついにお尻を持ち上げた移動運動ができるようになります。つまり、お腹をもちあげ、両手と両膝に体重を乗せて進むハイハイの完成です。

だいたい生後6〜8ヶ月ごろできるようになります。

ハイハイをすることで腹筋や背筋だけでなく、腕の筋力も鍛えられ、バランス感覚や反射神経を養います。どれも、二本足で立ったり歩いたりするために必要な要素です。同時期に、おすわりがしっかりと安定してきます。

ここまでくると、寝ている状態から起き上がり、おすわりの姿勢からハイハイを始めたり、また寝転がったりなど、移動運動が自由自在になります。

この時期の赤ちゃんは、いわゆるぺたんこ座りと呼ばれる姿勢をすることが多くあります。正座の姿勢から、両足を外側へ出してお尻を床につけた格好です。

大人がぺたんこ座りをすると猫背になりがちですが、赤ちゃんの場合は腰がぐっと反りかえり、上半身を起こした姿勢になります。この状態もまた、太ももの内側や、腰周辺、そして背骨の筋力のトレーニングとなります。

ハイハイをたくさんしてこの時期に培うべき筋力が充分に発達すれば、ひとりで歩けるようになった際、最初から安定した歩行が可能となります。

反対に、充分な筋力がない状態でつたい歩きや一人歩きをしだすと、よろけやすくケガの元となるばかりか、不安定な筋力の使い方の癖が身についてしまいます。

このような不自然な立ち方や歩き方を基本姿勢として覚えてしまうと、将来的に運動能力が伸び悩んだり、腰痛や頭痛、肩こりといった身体のトラブルが起きたりすることにつながります。

 

ハイハイをたくさんさせる工夫

最近は、つまづいたときに手をパッと前に出すことができず、顔面を打ってしまう子どもや若者が増えているそうです。早稲田大学の鳥居俊准教授や整体などの専門家によると、ずり這いやハイハイといった過程をしっかり踏んでいないことが要因とのことです。

たくさんハイハイをして育った赤ちゃんは、将来歩けるようになってから、転びそうになっても手をぱっと前に出して頭をかばうことができます。身体全体の筋肉の連動がうまく形成されているからです。

では、充分なハイハイ期間とは、どれくらいなのでしょうか? およそ2~3ヶ月程度だと言われています。

とはいえ、ハイハイを始めたと思ったら一ヶ月後にはつかまり立ちやつたい歩きを始めてしまう赤ちゃんもいます。「うちの子は発達が早い」と喜びたくなりますが、ハイハイに関しては喜んでばかりはいられません。

一度つたい歩きができるようになると、その方が視界が高く見渡せて楽しいので、ハイハイで移動することが減ってしまいます。家の中にはつかまれる物がたくさんあるので、なおさらです。

しかし、つたい歩きは身体を手で支えながらの運動なので、足腰の筋力の発達がまだ不安定でも移動が可能です。よく見ると、つま先立ちで移動していることも多々あります。

この動き方が癖になってしまうと、ひとりで歩いたときに不安定です。転ぶことも増えます。この癖を抱えたまま、大人になってしまいます。

このため、しっかりとした足腰に育てるには、赤ちゃん時代にハイハイをたくさんさせる工夫が必要です。

家の中であれば、ママやパパが一緒に四つん這いになってハイハイ競争をして、赤ちゃんのハイハイする意欲を盛りあげましょう。

また、布団やクッションで敢えて段差や斜面をつくって、乗り越えたりする環境を作るのもよいアイディアです。平坦な床ばかりでは、使う筋肉が同じになってしまうからです。

また、ぜひ赤ちゃんを広い場所にたくさん連れて行きましょう。つかまり立ちするものがなければ、赤ちゃんはハイハイしかできません。

天気の良い日に、公園の芝生に離してあげれば、喜んでハイハイするでしょう。草や土に触れることで、さまざまな雑菌に触れて腸内環境を強くするメリットもあります。五感で草に匂いや感触を確かめ、脳の発達も刺激されます。

近所の児童館や保育園、子育てひろばなど、広い遊びスペースのある場所もおすすめです。ハイハイにあまり意欲のない赤ちゃんでも、他の赤ちゃんのハイハイする姿が刺激となります。

「うちの子は、全然ハイハイをする意欲がなかったのに、子育てひろばでハイハイする他の赤ちゃんに会った翌日から、急にハイハイをたくさんするようになりました」というママからの話を聞くことがたくさんあります。

大人が思っているよりも、赤ちゃん同士はお互いを観察し、刺激し合っているのですね。

赤ちゃんが寝返りを始めて動き出す生後4ヶ月ごろは、ちょうどママの産後の体調不良が落ち着いて、お出かけしやすくなるころでもあります。将来、子どもが身体の悩みを抱えなくてすむよう、機会を見つけてつかまり立ちができない広い場所へたくさんお出かけしてあげましょう。

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