子どもがハウスダストアレルギーのため、安心して旅行に行けない

子どもがハウスダストアレルギーの症状を持っていると、安心して旅行に行けない、あるいは実家に滞在できないという悩みがついてきます。

滞在先の布団に潜むダニやその死骸により、咳や目のかゆみ、鼻水などの症状が出現してしまうからです。

一度咳き込みが始まると気管が敏感になり、日中でも咳が出るようになってしまいますし、帰宅後も喘息気味なゼロゼロとした咳へ移行してしまい、長引く傾向があります。

こうなると旅行中でも子どもの体調に絶えず気を配る必要があり、なかなかゆったりした気分で滞在を楽しむことができないのはとても残念なことです。

滞在先に、スザキーズのように洗える寝具一式を運べればよいのですが、それは現実的ではありません。

我が家の息子も比較的強いハウスダストアレルギーの症状を持っているのですが、この悩みを解消してくれたのが、ダニを通さない高密度シーツです。

滞在先に布団一式を運ぶことは無理でも、シーツなら持っていくことができます。

 

高密度シーツとは

一般的なシーツの素材は、綿です。肌当たりや汗の吸収率が高くて使用感はよいのですが、密度が低いためダニにとっては通り道だらけです。

一枚の布団に、ダニが数百万匹も生息していると言われています。目には見えない無数のダニが、一般的なシーツをかけた状態では、布団の内部からシーツの表側まで自由に出入りしているわけです。

これでは、ハウスダストアレルギーの症状が出て当然です。

一方、ダニを通さない特殊な素材と織り方で製造した高密度シーツを見てみましょう。下の写真のように、ダニはシーツを通過することができません。

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このような高密度シーツを使えば、滞在先の布団に潜むダニを吸いこむ確率を大幅に下げることができます。結果として、ハウスダストアレルギーの症状が悪化する心配も解消できます。

これがあれば、ママも気持ちを楽にして旅行に行ったり、のんびりした気分で実家滞在を満喫したりできますね。

私は、実家に帰るたびに咳き込む我が子を見せてしまう(実家はダニの温床になりやすい羽毛布団を使っています)ことを、親に対して申し訳なく思っていました。親も孫には楽しく滞在してほしいと願っているからです。

かといって今の布団を捨ててくれとも、わざわざ新しい防ダニ布団を買ってくれとも言えませんでした。それが、高密度シーツを持っていくようになってからはだいぶ気が楽になって、本当によかったです。

スキー場のコテージなどのように、ハウスダストが気になりやすい環境への旅行も、計画しやすくなりました。

もともと持っているアレルギー体質の強さや、布団以外からくるハウスダストなどの環境要因によっては、高密度シーツを使ったからといって症状がゼロになる、あるいは劇的に減るとは限らないでしょう。しかし、使うのと使わないのとでは大幅に違うと私は感じています。

スギ花粉症の人は、花粉シーズンにマスクを忘れて出かけてしまったときのことを思い出してください。マスクをしたからといってアレルギー症状がなくなるわけではありませんが、マスクをしないで1日過ごすと症状が強く出るのは明らかです。

高密度シーツを使うか使わないかも、このようにスギ花粉症の人がマスクをするかしないかの違いを生むと言えるでしょう。

 

安心できる高密度シーツの選び方

高密度シーツを選ぶにあたって、確認すべきポイントは以下の3つです。

1) 素材は何か?

2) 薬剤が使われていないか?

3) 日本製でアフターフォローや保証があるか?

では、それぞれについて説明しましょう。

まず 1) 素材は何か? です。大きく分けて、綿100%のものと、化繊のものとに分かれます。

綿100%の良さは、肌触りが柔らかくて心地よいことと、防ダニシーツとしては比較的お値段が安いことです。たとえば、エムールという防ダニシーツ商品は、シングルのボックスシーツと掛け布団カバー、枕カバーの3点セットで7380円です。

しかし素材の性質上、綿では高密度化するには限界があるようです。下の写真は、綿100%の高密度シーツです。

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密度がある程度あるものの、ダニが通過できるスペースがあることがわかります。これでは、ハウスダストアレルギーの症状を十分に予防できないでしょう。

化繊の素材であれば、高密度な生地を織ることが可能です。ダニを通さない効果を狙う以上、化繊のものを選んだ方が効果を期待できます。

次に、2) 薬剤が使われていないか? です。

ダニを寄せ付けないようにするために、繊維に薬剤加工を施してある製品があります。たとえば、アレルバスターという商品にはフェノール系ポリマーが使われています。

アレルバスター加工技術を開発した積水化学工業株式会社のホームページに、「動物実験でも、良好な結果を確認してあります」という記載があります。しかし、どのような実験を行ったかはわかりません。アレルバスター加工の布団を何年も使い続けることによる人体への影響は、本当のところはわからないでしょう。

10年前は安全だと言われた成分が、今は人体に有害だと判明した、ということはよくあります。

この動物実験の結果を信頼して購入するか否かは、各個人の判断です。私の個人的な見解としては、疑わしきは使用せず、です。

薬剤を使用せずに防ダニ効果のある商品があれば、そちらの方が安心だと思います。余計な不安はできるだけ少なくしておきたものです。

最後に、3) 日本製でアフターフォローや保証があるか? についてです。

高密度シーツは、高い技術を要する商品なため、高額な買い物です。そのため、疑問や不安点を事前に問い合わせることができるか、不良品や使用後すぐの破損などに対して迅速な対応が期待できるか、品質保証が何年間ついているのか、などはぜひ確認しておきたいポイントです。

海外の工場で生産されたものは縫製が雑なことがあるので、日本製のものが一番安心です。

また、使用開始して1~2年程度で素材がよれてダニが通過するようにならないか、という心配もあります。素材が綿だと、こうした現象が起きやすいようです。綿のシャツの方が、化繊のシャツよりもがやわらかくこなれてくるのと同じですね。

これに対しては、5年間の品質保証がついている商品があることがわかりました。先に挙げたエムールやアレルバスター求めやすい価格なのは魅力ですが、こうした品質保証はついていません。

 

高密度シーツの難点

高密度シーツを買うにあたっての難点は、その価格の高さです。高密度に生地を織り上げ、ダニが通れる隙間を残さずに縫製を行うには、高い技術力を必要とするためです。

たとえば、あとで紹介するディーガードという高密度シーツは、シングルサイズの敷き布団シーツ、掛け布団かカバー、枕カバー2点のセットで、30,400円です。スザキーズの洗える防ダニ布団セット(40,068円)を買うのとあまり変わらない値段になってしまいます。

(ただしディーガードには5年間の品質保証がついているため、5年以内ならいつでも修理もしくは交換が可能です。5年間でこの価格を割ると、1日あたり18.7円なので、考えようによってはそれほど高くないかもしれません)。

しかし、ハウスダストアレルギーにとって安心できる布団一式を持っていくのと同じだと考えれば、私は納得しました。咳き込む我が子も可哀想ですし、家族が滞在を楽しめないぐらいなら、価値のある買い物だと思います。

もう一点は、肌触りです。高密度な生地なためとても滑らかなのですが、綿の温かみはどうしてもありません。夏場はつるっとして気持ち良いけれど、冬場は人によっては冷たいと感じる可能性があります。

我が家ではまずガーゼケットをかけた上に高密度シーツの掛け布団をかぶるようにしてこの問題を解消しました。他には、寝る前にゆたんぽを入れておいたり部屋を温めておくなどの対処法があります。

どうしても肌触りを気にいるかどうかが不安だ、という人は価格が比較的安い枕カバーを購入して感触を確かめるという手があります。

以上の点を踏まえた上で、購入を決めると良いでしょう。

 

おすすめできる防ダニ高密度シーツは

上記の選ぶポイントを元に、防ダニ高密度シーツをご紹介しましょう。

 

おすすめ1位)★★★★★

ディーガード

0.3デニールの超極細繊維で織り上げた特殊な防ダニシーツです。シルクのような滑らかさが特長です。薬剤の使用はなく、5年間の品質保証がついています。高密度シーツを紹介するにあたり改めていろいろと調べた結果、こちらに軍配が上がりました。

あまりの人気に生産が追いつかず、2015年5月にセット販売を一時中止しましたが、生産体制を整えて再販中です。インターネット上で販売されている同じ商品名の品物については保証できない可能性があるとの記載があるので、正規ホームページより購入した方が良いでしょう。

シーツの商品販売は、ホームページ下の方にあります(洗える防ダニ布団も扱っています)。
d-guard

→公式ホームページで購入する

おすすめ2位)★★★★★

ミクロガード

安心の日本ブランド帝人が開発した防ダニシーツです。つるっとした肌触りが特長で、埃もほとんど出ません。

私が2007年に防ダニ目的で購入したのは、この商品です(ディーガードはまだ未発売でした)。買い換えることがあれば、5年保証のついたディーガードにするかもしれませんが、この商品でもアレルギー症状を抑制する効果を実感できます。旅行の時にだけ使用しているためか、5年以上経過した今でもとくに効果が落ちたとは感じません。

→アマゾンで購入する

→楽天で購入する

 

おすすめ3位)★★★★

アルファイン

同じく安心の日本ブランドである東洋紡による防ダニシーツです。こちらはポリエステル80%に対して綿20%の素材のため、肌触りのやらかさを期待できます。どうしても化繊100の商品だと肌触りに満足できない人はこちらがよいでしょう。

自社テストの結果では、化繊100%の商品と同様にダニ通過率0%。価格が最も手頃なので、予算があまり取れない場合や、とりあえず試してみたい場合にはこちらがおすすめです。

→アマゾンで購入する
 

→楽天で購入する